5分で分かる仮想通貨講座 その1

5分で分かる仮想通貨講座 その1

仮想通貨市場が賑わっている事もあり、備忘録も兼ねてメモしておきます。

よかったら参考にしてみてください。

簡単に言うと、

(1)マイニング方式について解説
(2)ビットコインの時代は半ば終わる(イーサリアムがPoSでデファクト取ったら)
(3)イーサリアムは今「メトロポリス」というアップデートの最中だけど、「セレニティ」というアップデートでPoSに移行成功するかどうか。2018年に注目しておくと、仮想通貨市場の動きが良く分かる

■1:PoWとPoS

ブロックチェーンへの書き込みの承認には、ざっくり、「PoW(Proof of Work、計算による承認)」と「PoS(Proof of Stake、関係者による承認)」の2種類がある。
これをコンセンサス(合意)アルゴリズムと言う。

ビットコインはPoW。

つまり、10分ごとに4000件ほどのブロックを「計算で承認」している。

この計算問題を、みんなで一斉に解くのたけど、10分ごとにいろんな計算者(ビットコインを掘る。マイニング。マイナーと呼ばれる)がいるから、一人でやっていたらなかなか正解が見つからない。

そこで、マイナーがグループを作って、計算のブロックごとに計算を割り振って、もしそのグループが正解を導き出したら、計算の量ごとにみんなに賞金(ビットコイン)を配分している。

これをマイニングプール(採掘者の集団)と言う。

中国など電気代安いから、このマイニングプールがいっぱいある。

北朝鮮もやってる。

企業がこれをやることを「仮想通貨のマイニング事業への参入」と言う。

■2:匿名通貨と非匿名通貨

リップルは、アメリカのリップルラボというところが、取引を承認している。

いわゆるPoSに該当する。

だからビットコインみたいな計算は無い。

当然、通貨の移動承認も速く、約3秒で、クレジットカード並みのトランザクションが発生しても全然大丈夫。

で、ビットコインのような発行者がどこにもいないものを匿名通貨と言う。

リップルは、発行者がリップル社だから、匿名ではない(仮想通貨を溜めておくウォレットは誰でも開設できるから、匿名性はある程度あるとも言えるけども、発行者は明らかだから、発行者のいる通貨。尚、イーサリアムも匿名通貨)。

じゃー誰が開発進めてるんだということだけど、これは、アルゴリズムを考えてる専門家みたいな人が「こうしましょうよ」と、コミュニティで議論してる。

でも、しばしば、マイナーグループと利害が対立して、アホ、そんじゃ儲からねーだろ。

マイニングさせろ!!とばかりに、「ハードフォーク(互換性の無いアップデート)」をして、通貨を分裂させている。こんなことしてもいいの?!というかも知れないけど、別にそれをみんなが承認したら、一つの通貨が簡単に誕生している。

これが昨今のハードフォークとそれに付随する問題。

■3:PoSのデファクトはまだ無い

で、仮想通貨のPoSのデファクトは、まだ無い。あったとしても、発行者が不当に権限を握りすぎるものだったりして、流行ってない。

普通に考えて、開発者が最初にPoSの仮想通貨を作ってたくさん保持しておき、理念だけ語って、後から金を放り込ませ、移動をいいように承認しているようにしか見えない。

イーサリアム(単位ETH)は、ヴィタリック・ブテリンが方式を開発した。

この時、ブテリンは、やはりPoWが良いと思って、PoWでイーサリアムを作った。

でも、いい感じで所有者が分散した時に、PoWをPoSに移行する計画を持たせている。

もちろん、ブロックチェーンそのものに自走姓(ブロックチェーン自体は匿名通貨で、発行者がいないので、マイナーが賛同さえすればそのアルゴリズムは一人で走る。

もちろんマイニングする人が0になれば、その通貨の移動の承認が行われなくなるから、その通貨は終わりを告げるのだが)があるため、開発者と言えども、勝手に変更を加えられない。

そこで、マイニング・ボム(採掘爆弾)と呼ばれる、採掘していたら、『暗号の解読無理ゲー。難し過ぎ!』な、計算しても計算しても答えが分からないような爆弾を登場させ、同時期に、PoWの、イーサリアムから派生したブロックチェーンを分岐(ハードフォーク)させることで、現在PoWのイーサリアムを、PoSに変更することを計画している。

現在、開発者や関係者が不当な利益を得る形以外でのハードフォークは成功していない。

そこで、もしイーサリアムのハードフォークが成功し、「PoS」への移行に成功すれば、加藤はイーサリアムは、普及したPoS型(PoWのように計算パワー、つまり電気代を無駄にしない)の匿名通貨が誕生するかもしれない、と考えている。

コンセンサス(通貨の移動の合意)アルゴリズムは、長く「PoWかPoSか」論争であり、昨今のビットコインに見られるように、結局マイニングの方が中立性があるよねということで、PoWが流行ってきたのだが、もしPoSへの移行が成功して、みんなが納得する通貨の移動承認ができるようになれば、壮大な電気代の無駄論争に終止符が打たれ、PoWは今より下火になる可能性を秘めている。

■4:まとめ

リップルは非匿名性通貨として、法定通貨に紐付いた仮想通貨交換のプラットフォームとしてデファクトを握りつつあり、ここから覆りにくい。

匿名通貨はPoWとPoS論争に明け暮れており、マイニンググループが全体利益の無いハードフォークを誘発しており良く分かっていない人が買うから意味の無い値上がりをしている。

PoSのデファクトを握った仮想通貨が次の1位となるだろう。

その候補の一つがイーサリアムであり加藤は注目している(でも確実じゃないから価値が揺るぎにくいリップルを推奨している)。

<おまけ:ビットコインよりイーサリアムにしておけ>

僕が2016年の5月に、当時1300円のイーサリアム、1円のリップルに対してこの記事

で指摘(その後イーサリアム50倍、リップル100倍超え)したが、イーサリアムとリップルは有望。

リップルは非匿名通貨のデファクトを抑えた。

イーサリアムは「メトロポリス」というアップデートと「セレニティ」というアップデートに向けて進んでおり、成功すれば「公平性が比較的ある形でPoSへの移行」に成功した世界初仮想通貨となり時価総額1位になり、ビットコインの時代が終わる。

来年の出来事である。

「じゃあお前は何でリップルじゃなくてイーサを推奨しないのか?」と言われそうだけど、イーサリアムのハードフォークには時期含め不確実性がある。

それにPoSのデファクトになるにはスマートコントラクトのデファクトにもなる必要性がありそこの評価が難しい。

以上をまとめると、

「ビットコインは2018年、イーサリアムがハードフォークでPoSへの移行に成功したら、みんなそっちに殺到するし、ビットコインのハードフォークにも限界が見えるから、そっちに行っちゃうよ」

「持つなら、個人的にはビットコインよりイーサリアムを推奨するよ」ということです。

ちなみにマイニンググループが掘るのはBCH(ビットコインキャッシュ)になるから、個人的にはビットコインよりBCH派ですね。

尚、60億リップルほど所持してるSBIの北尾さんも「しばらくBCHが王者になるだろう」とか言いながら、リップルをガチホ(ガチホールド)してますね。SBIはリップルと共に心中するそうな。

まぁ別に60億くらい失ってもSBIは潰れないとは思いますが・・・

そのくらいお得な買い物をしたと言いたいのでしょう。

いずれ売るつもりのくせにw

個人的予測ではSBIは15年くらいしたら半導体というかカーボンナノチューブ的な計算素子と人工知能が交わる領域で商売すると思います。

以上です。

後日、仮想通貨(デジタル通貨)のセミナーを開催しました。

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2021.03.05