【お金持ちになるには、仕事(特に肉体労働)をしてはいけない】
さて、今日はお金持ちが例外なく仕事(特に肉体労働)を
していない理由について話そうと思います。
僕の周りには、大金持ちが何人かいます。
お金持ちには2種類あって、
1:ストック(資産)をたくさん持ってる人
2:フロー(収入の流れ)がたくさんある人
1:のタイプは、一般的なお金持ちのイメージですが、
実はお金の稼ぎ方を知らなければ、収入は普通なので、
資産を食い潰すだけです。
ある団体が宝くじで1000万円当たった人を調査したところ、
数年後破産しているパターンが多かったそうです。
それは、お金を使っているうちに、消費グセがついてしまって、
肝心の稼ぎ方を知らないからです。
それで、1億円ならどうかというと、1億円でも同じ結果が出たそうです。
なまじお金を使うクセがすごく付いている分、
申告で、生活水準は上げるわ人間関係は消費を基準に
出来てしまっているわ(夜の街に定期的に通ってるかもしれません)、
もっと悲惨な結果になったそうです。
じゃあ10億円ならどうか?というと、
それだけ大型の宝くじというのは日本には無いので、
アメリカに目を向けなければなりません。
どうなのかなーと思ったら、やっぱり同じなんです。
10億円を宝くじで当てても、
今度は人間関係ごと破壊されて、
友達はもちろん親戚にも裏切られたり、
お金目当てで寄ってくる人が多かったりで、
その人は「10億円持ったけど、何も残らなかった。
むしろ当たらないほうが良かった。」
と言ったそうです。
ちょっと、というかかなり悲惨ですね。
それで、この人達はどうしなければならなかったでしょう??
イソップ童話でも無いのですが、
答えは「稼ぐ力を身に付ける」です。
当然、稼ぐ力を身に付ければ、フロー(収入の流れ)が出来ますから、
支出をフローよりも抑えることで、
お金を使いながら資産も増やす事ができるようになる訳です。
資産1億円で収入0、毎月の支出50万円の人と、
資産0円で、収入毎月100万円、毎月の支出50万円の人の将来だと、
どのくらい違いが出るでしょうか?
<ケース1:資産1億円で収入0、毎月の支出50万円の人>
毎月の支出50万円→年間600万円の支出。
17年経つと、
600万円×17年=10200万円、つまり1億200万円ですから
この人はあと17年で破産することになります。
例え資産が1億円あったとしても、
例えばあと40年生きたいとすると、
全然安心できる水準になる訳ではないことが分かります。
僕が資産1億円で、収入が0なら、
もうそれはそれは慎重に生活を設計すると思います。
それこそ、毎月の固定費(最低限絶対かかる生活費)は
10万円くらいに抑えるでしょう。
<ケース2:資産0円で、収入毎月100万円、毎月の支出50万円の人>
もちろん、スタート時点では資産は0です。
毎月の収入50万円→年間600万円の貯金増
これはさっきの計算と逆で、17年経つと、
600万円×17年=10200万円、つまり1億200万円の資産を
17年後に貯めることに成功します。
例え資産が0でも、
例えばあと40年生きるとすると、
毎月50万円を使っていたとしても、
もうこれは資産が数億円になって死んでいくことになります。
自分としてもとても安心だし、
死んでいって遺産を遺してもらった息子・娘たちも幸せかもしれません。
(もちろんこれは、先ほどのケース1のように、
資産と一緒に教育を遺さないと、
息子・娘たちがケース1のようになってしまいますが(笑))
こう考えると分かるのですが、
あなたがあと17年以上生きる予定、
あるいは生きる可能性があるのであれば、
資産がちょっとあるくらいでは全然安心できないことが分かります。
逆に、資産が無くても、
収入さえあれば安心で、いずれ資産も付いてくることになります。
こういう状況の友達が僕には何人かいます。
毎月の月収が数百万円で、支出はそれ以下、といった人たちです。
その人達は、最初は月収が下がらないか心配していたのですが、
自分の頭脳から収入を生み出せると分かったので、
今では安心して旅行に行ったり、人間関係を充実させるべく
自己啓発に励んだりしています(笑)。
ともかく、収入さえ確保したら自由なのです。
それで、彼らに共通する性質が1つあります。
それは、仕事をしていないことです。
えっ??
そう、「仕事をしていない」からお金持ちなんです。
普通は逆ですよね。
仕事をいっぱいしていると、稼ぐ事が出来ます。
仕事をしないと、稼ぐ事ができません。
2倍仕事をすると、2倍の給料が貰えるはずです。
逆に、サボって半分の仕事だと、半分の給料になってしまうはずです。
危険な考え方です。
僕たちは、たいていの初めての仕事が「アルバイト」であるために、
知らず知らず、
自分たちの収入を働いた時間に比例するものと捉えてしまいます。
それは誤りです。
僕が今の仕事を始めて、(せどり会社の経営から始めて、
今はシステム会社とせどりのサービス会社も経営しています)
何故普通のせどらーと差が付いたのか、を考えていました。
僕は仕事を今はほとんどしないです
(特に、「業務」という仕事はしないです。)
しかし、待遇の良い社員には50万円以上の給与を払っています。
自分はもっと利益を得ています。
それで、それが悪なのか???
というと、そういうことではないんです。
元々、その社員の給料はもっと低かったのです。
その人を、僕がもっと稼がせてあげられる、
例えばその人が月収100万円以上を生み出せるから雇っているんです。
月収100万円以上稼がせられるから、50万円を払う。
これはコンサルみたいなもんです。
ね、あなたがもしビジネス・コンサルをして、
その人から50万円貰うとしたら、最低でもその人には
100万円を稼がせたいでしょう。
(実際僕もそういう気持ちでコンサルを受けます)
それで、逆に、50万円払うけど、
その人が100万円稼げると分かっていたら、
社員として雇うかもしれません。
自分としても例外ではなくて、自分の月給が、肉体労働で50万円なら、
どうやったら自分を100万円稼がせられるか考えるのです。
それの答えは、システム化にあります。
僕が50万円貰う理由は、その人が100万円稼げるからですが、
もちろん僕自身は自分が働いても「100万円」を
自分自身に稼がせる事ができます。
それで、何故そういうことができるのか?
という話なのですが、それは、、、
稼いでいる人を見ても思ったのですが、
例外なく、「仕組みづくり」に時間を投資していますね。
それで、仕組みづくりとは何かの作品を作るようなものです。
どんな仕組みを作れば良いのか、分からないから
仕組み作りに着手せず、
仕組み無しに自分で「労働」をするのかもしれません。
しかし、「労働」とは対価を得るものであっても、
働いた時間以上に利益を得る事が出来ません。
仕組みを持っていたらどうでしょう。
あなたが寝ている間にも、ごはんを食べている間にも、
人やシステムが働いて、あなたに収入をもたらしてくれます。
仕組みというのは、僕のように人でなくても構いません。
システム(仕組み・自動化されたもの)でも構いません。
例えば、僕の友人のだいぽんさんは、
ブログやメルマガで仕組みを作っているので、
働かなくても月収最低500万円みたいになっています。
毎日20万円以上の収入が勝手にメルマガやブログから発生するそうです。
僕はと言えば、仕組み作りに加えて、人を雇用しているので、
仕組みはもちろん、
その人達の”労働”から収入が発生するようになっています。
そう、
システム(自動化され、結果が保障された仕組み。
ITとは限らない。人でも良いし、マニュアルでも良い。)
を持っていると、強いのです。
そして、稼いでいる人は例外なく、
どんな仕組みを作ったら良いのかを勉強しています。
だから、勉強に忙しいです。
システム化・仕組み化。
そしてそのための勉強にたくさんの時間を投資します。
労働ではありません。
勉強、仕組み化です。
どうやったら社員が心地よく働けるのか
(場合によって、僕がそうであるように、
経営者というのは哲学書を読んだりします)
どうやったら社員がクリエイティブに働けるのか
(社員の生産性の向上、というのもあるのですが、
不況下では単価勝負をしないので
生産性というよりはクリエイティブを上げるような
職場作りを僕は意識します。)
どうやったら売上が上がる仕組みを自動化できるのか・・・
ラーメン店なら、集客の仕組みかもしれません。
口コミが巻き起こるようなコンセプト作りかもしれません。
僕の知り合いの美容師なら、仕組みで言えば
HPとブログで集客を自動化し、
マニュアルでリピートを促す仕組みを作り、
ヘアケア用品の物販で単価を上げる努力をしたり
ともかく、仕組み作り・システム化というものを徹底しました。
その結果、美容師経験3年
(うち、1.5年は見習いなので、
実際にお客さんの髪を切っていたのは1.5年)
にも関わらず、開業1年で月収100万円を超える事ができたのだそうです。
最初は、人を雇わなくても構いません。
僕はせどりを始めて3日で人を雇うべくビラ撒きに移行しましたが、
それはビジネスがシステム化できていたからこそのこと。
先ほどの美容師にしても、最初から人を雇った訳ではないし、
だいぽんさんにしても、お手伝いのアルバイトさん以外は
未だに雇用はしていません。
大事なのは、業務をシステム化すること、
そして「肉体労働」から「知的労働」にシフトすること。
「肉体労働」から「知的労働」へのシフト
それから勉強の習慣とビジネスのシステム化
起業と言えば、
労務管理(組織作り)・生産管理・セールス・流通管理・・・など、
難しい事をしなければお金持ちにならないと思っている人も多いのですが、
前回のメルマガで言った通り、
ここ数年の起業というのは非常にシンプルでカンタンになっています。
逆に、不況下で企業の正社員(契約社員)の数が減ってくると、
起業せざるを得ない・
あるいは起業した方が儲かるという環境にだんだんなってくると思います。
そして、覚えて欲しいのですが、
起業というのは、
決して「1000企業に3つ」というような不確定なものではなく、
システム化の知識と準備ができた人が取り組む事で、
当たり前のように成功するものです。
僕もだいぽんさんも、美容師も、この「仕組み作り」を徹底したから
爆発的な収入と少ない労働時間を手に入れる事ができたのです。
決して、肉体労働の多さが収入を左右したのではないことに
注目して欲しいと思います。
「どういう仕組みを作ったら、自分には収入が流れ込んで来るのか」
という仕組みについてのイメージ・勉強の差が
明暗を分けたのです。
勉強は多少の投資が必要ですが、
それでも何十万円もするものではありません
(合計すると十万円を超えることはあるかもしれませんが、
少なくとも何百万円も借金を負うほどの投資は必要ありません)。
先ほどの美容師にしても、だいぽんさんにしても、
僕にしても、仕組みがうまくつくれるよう、
先輩のセミナーを聞きに行ったり、
だいぽんさんの場合は一時期情報商材コレクターのように
情報商材を買い漁って、
自分に合うノウハウというのを取捨選択してみたり、
僕は一般書籍や高額な海外のセミナー講師の音声から知識を得ています。
あなたも、成功を偶然のもの・才能のものと捉えずに、
成功している人は必然的な要素で、
成功しているのだと心得て欲しいと思います。