コンサルティングの結果が出ました。
経営全般のコンサルを行なっていた、
年収1000万円超美容室オーナーの猪熊さんです。
労働時間が半分以下になっても収入キープ
猪熊さんの美容室とは、別途ビジネスを推進していたのですが、
それとは別に、お金を頂いてコンサルティングを行なっていました。
どういうコンサルティング内容かというと、
経営時間を半分にして、収益を倍増させるというコンサルティングです。
まずは、今いる従業員のコンサルティングを行いました。
猪熊さんによれば、
フルタイムで出勤しているが、
自分の経営している美容室のカルチャーに合わない従業員がいるので、
この従業員に関しては、別に活躍の場があるのではないかと考えていたのです。
(平たく言うと、猪熊さんの作った美容院の能力基準に満たず、
前向きな従業員ではなかったという感じです。
人を雇った事のある人ならわかると思いますが、
前向きでない従業員を雇った時のストレスというのは相当なものです。
毎日、その従業員と接する訳ですから・・・。
さらに、能力が満たない場合は本当にストレス源となります。)
雇用契約書や雇用の考え方、
従業員との対話の方法、それから猪熊さん自身の人格のあり方、
マーケティングや時間配分の見直し(労働・経営・学習を分離して配分)
等を行いました。
この結果、どうなったかというと、その従業員とは円満に関係を解消し、
更に従来の猪熊さんの美容室から言うと『超』前向きで
やる気のあり、かつ店長としての気質も持った若手で優秀な人材が2名ほど入って来ました。
猪熊さん自身の現場に出る時間は7割削減されたけれども、
収入はほとんど変化せず、美容室からの収益は、
間もなくコンサル前の水準を超える見込みだそうです。
以前だと、技術としては満足水準にあるけれど、イマイチ独立気質や、向上心が無い人材で、
猪熊さんが現場に出ざるを得なかったそうです。
採用のコンセプトや猪熊さん自身の時間の使い方
(勉強を行う、雇用に時間を割く、店の売りを考える、等)
をコンサルすることで、このような結果が出て来ました。
このまま漫然と経営をしていたら、以前と同じ、自分が労働していて、
パートタイムで収入を微増させるというビジネスモデルから抜け出られなかったので、
僕のコンサルを受けてよかったと喜んでくれました。
猪熊さんは、今後は空いた時間で今後美容室のビジネスを他の人に教えて、
激務が当たり前の美容室業界に、
・労働時間8時間で
・経営者・従業員共に収入が確保できる
そんなビジネスモデルを作りこみたいと意気込んでいます。
※もし、あなたが月収30万円以上のビジネスを運営しているのであれば、
猪熊さんと同じく、システム化と雇用を行なって収入を倍増することができます。
労働時間が半分以下になっても収入キープ
ちなみに、月収30万円以下の場合はマーケティングにテコ入れすれば、
取り組んでいるビジネスが間違いでなければ、
月収30万円以上になるケースがほとんどです。
僕はせどりを組織化して月商4500万程に持っていった他、
システム会社として億以上の規模の企業を経営しています。
マーケティングの手法や取り組むべきビジネス、そうでないビジネス、
システム化の手法は全てセミナーでお話しています。
追伸2.
僕のコンサルティングですが、基本的には、
売上を倍増させるマーケティングプラン策定がメインです。
まずは売上が無いと仕方ありませんから。
次に、システム(IT/マニュアル)による自動化を行います。
これにより、普通だと3人くらい従業員が必要なビジネスを、1人で行えるようにしちゃいます。
粗利が最大化します。
最後に、今回やったように、人のコンサルティングを行います。
マーケティング→システム化→人材コンサルの順番ですね。
これを間違えて、人材の雇用から入ると、
ローテクで給料の払えない肉体労働型ビジネスモデルになってしまいます。
猪熊さんの場合は、マーケティングとマニュアル化ができていたので、
ITによるシステム化(主に会計系)と、人材コンサルを行いました。
多くの経営者の経営は、いくらでも手のつけようがあります。
まず、日常業務の多くはシステムを導入することで作業時間が半分以下になります。
それから、マーケティングによるテコ入れを行う事で、
コストをかけずに自動的に集客/失客予防する事が可能です。
更に、人材採用の余地があります。
(その前に、解雇の余地が多い事もあります。
大した働きもしないのに、口だけは達者な従業員を雇って
ストレスを抱えている経営者は多いですね。
しかし、生意気だと言いながら雇い続けなければ経営が成り立たない
ビジネスモデルを作ってしまったのはあなたです。
このような場合、採用強化と従業員対話・契約の見直しなど、
雇用プロセスの全般に関して見直しが必要ですが、
基本的には”良い従業員が来ない”事が原因なので、
採用を強化すれば解決する問題も多いです。)