久々に未来予測系の記事です。
去年の末に僕は、SNSにほぼリアルタイムに映像をアップロードできる
メガネが出来る事をTwitterで予想した。
2012年2012年11月1日
●携帯型サングラスとSNSのリンクを予想したTwitter記事
例えば、サングラスのようなデバイスを装着し、外を出歩けば、それがソーシャルネットワークにアップロードされるといった交流方法などの発達などが演繹的に考えられる。単に、デバイス技術の進化、集めている会員数では測れず、それがソーシャルネットワークとどの程度親和性を持つかが大事になる。
— 加藤将太@IT起業家・経営者 (@Shota007) 2012, 11月 1
そうしたら、本当にGoogleがそのようなメガネを出した。
2013年4月5日発表
●Googleメガネ(サングラス型のカメラ+PC)
今日はその続きの、
SNSから続く情報化社会に関する未来予測の概観を見てみよう。
これも最近Twitterに投稿した記事のまとめになります。
Twitterに短文で投稿していたので、ちょっと読みにくいですが、
以下いくつかのツイートをまとめておきます。
Googleは次は、YouTubeに
リアルタイムにアップロードするアプリの開発を急いでるはず。
ザッカーバーグはそれを焦らないといけない。
何故なら、基幹技術でなさそうな技術を他社に
頼って後でそれが基幹技術になった場合、
その企業に喰われるからだ。
検索エンジン連動型広告が存在しない頃、
検索エンジンは基幹技術でないと思ったYahooが
開発をGoogleに任せて後手を喰ったのが良い例だ。
従ってFBもそれを警戒すべき。
Googleグラス(メガネ)の次は
クラウドで体調管理する測定器みたいのが出来るはずなんだ。
最初は血圧や体温から入って、最終的には体内ナノマシンの発する情報を
腕輪か腕時計で拾うみたいになる。
それをクラウドにアップしてビッグデータとかと比較し、
健康となる生活習慣がアドバイスされる。
その際に活躍するのは、SNSというよりは、
バーチャル空間に棲む、匿名化された
他人のデータを活用する電脳的存在(AI)のはずだ。
人間の脳みその処理量はいずれコンピュータが超えるが、
ソフトバンクの孫さんによれば、
それは2018年だそうだ。
この時期とクロスして、SNSの在り方が変わる。
キーワードは「ビッグデータ(データマイニング)」、
学習の機序として「遺伝的アルゴリズム」、
つまり自身のアルゴリズムの自律的な発展によるAIの進化が考えられる。
これによりコンピュータは知識(情報)だけでなく、
知恵を獲得するだろう。
ビッグデータやマイニングなど可愛く思える位の進化だ。
人間により意図されたビッグデータやマイニングと比べて、
著しいパラダイムシフトを起こすという意味だが、
電脳的存在は、
コンピュータというより自身の分身に近いものに思えてくるだろう。
何故なら貴方が取る行動や判断を
貴方より高い確率で予想できることしばしばだからだ。
しかし愛はまだ知らない。
ちなみに、
「ビッグデータの進化」とは、意図せずとも物理現象や社会現象が
データ化されるという意味だが、「遺伝的アルゴリズムの進化」とは、
遺伝的アルゴリズムの遺伝的発展の方法そのものを
遺伝的アルゴリズムで試行錯誤して
勝手に意味っぽいものを見出すということだ。
このあたりは完全に独自の仮説なのでよく分からなければ飛ばして下さい。
遺伝的アルゴリズムによりコンピュータは情報(知識)だけでなく
知恵を獲得すると書いた。
次は、知恵だけでなく感情・愛を獲得する機序について話そう。
僕には愛や感情は人間が永続的に繁栄するために
組み込まれた生命維持装置のように思える。
従って感情は実体がないのではなく、
生命維持か否かという1/0の学習の過程で獲得したのだろう。
それは、Googleのページランクみたいなもので、
人間の都度の身体的データの感情に関するもの
あるいは判断を学習させることにより、それが生命存続に対して尊いものと
アルゴリズムでランク付ける。
つまり、生体情報がGoogleグラスとか
ナノマシンとかでクラウドにアップされ、
まず電脳空間に充分な情報がアップされる。
次いでアルゴリズムの自律的進化で知恵を獲得する。
将棋のチャンプを負かしたことなど序の口のとんでもない知恵。
最後に人間の判断を学習して感情を模倣する。
これはまるで赤ん坊が親の笑顔を模倣するかのようだ。
この後に勝手に進化して独立した感情っぽいものを持つようになる。
人間がうっかりプログラムを消してしまっても
「やると思ってましたよ?」みたいに違う場所でちゃっかりバックアップで
自身の存在を防衛してたみたいな些細な兆候からそれは現れる。
ちなみにナノマシンについては、予防接種するみたいに、静脈注射により
どろどろしたナノマシンを体内に投入して、
腕輪や腕時計で体温だけじゃなくて
白血球の量まで分かるみたいな感じになる。
感情的動向はとりあえず生体情報として収集しておこうか。
政府はそれが電脳空間で危険な進化を起こすと警告。
でもそれは焼け石に水だ。
あらゆる場所から情報がアップロードされるようになると
それを止めることは出来ない。
さて、難しい話はこれくらいにしておこう。
とにかく、
生体情報はアプリにアップされ人はダイエットとかするのだけど、
それはFBみたいに直接的に他人と交流するのではないはず。
それは何らかの電脳的存在を介した新しい空間のはずなんだけど、
それはどんなプラットフォームだろなーとかれこれ8時間ほど考えたが
イマイチアイディアは浮かばず。
あと思い付いたのでもう一つ。サイボーグみたいのは、なかなかできない。
ターミネーターみたいなやつ。あくまで電脳空間で生きる。
電脳空間という言葉が怪しければクラウド。
遺伝子工学は物理的接触を伴うから、
AIが自ら物理的存在を生み出すみたいのは難しい。
感情の模倣はできても、物理的存在が。
せいぜい、
3Dプリンタか何かでプリントしてごろりんと無機物を作って終わり。
そもそも物理的存在をデータ化するのは抽象化なのでできるが、データから
物理的存在を作るのは難しい。
もう一度単細胞から
植物になってグルコースを求めて脚を生やす過程をやり直すしかない。
それはクラウド側からは無理。
逆に、知恵や感情を模倣していくまでは割とすぐ行くだろうよ。
僕が生きてるうちには見れる。
さ、妄想はこのくらいにして仕事の続き仕事しよう。
ではでは!