iPhone5とデバイスの進化
※思いつきでTwitterに投稿した、割と適当なエントリーです。
iPhone5には音声認識機能が付いている。
様々なデバイスが出るので次の流行は何か?という議論もあるけど、
僕は情報革命は、演算処理の革命、通信革命と来て、
ソーシャル革命に向かっていると思う。
人類の歴史の3大革命は、人、モノ、カネ、情報のそれぞれの資源が、
移動しにくい順に集約化され、発達した革命だと、僕は理解している。
つまり、
(1)人が集約し、文化が発達した農耕革命、
(2)モノとカネが集約し、工業が発達した産業革命、そして
(3)情報が集約し、コミュニケーションが発達した情報革命だ。
ちなみに、産業革命のサブ革命は金融革命と僕は位置づけている。
そして、情報革命のサブ革命と呼べるものが、
ソーシャル革命になると、僕は見ている。
人間の五感(聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚)のうちの
聴覚(言語情報)をデバイスに載せることに成功し、
文字中心のソーシャルに共有したSNSが流行った。
そして、視覚情報をソーシャルにすることが容易な、
Facebook(写真SNSとも言われる)が次に流行った。
こうしたソーシャル・ネットワーク・サービスは、
デバイスの発達と共にある。
文字入力という基本機能をソーシャルにした事で伸びたSNS、
そしてカメラデバイスと共に流行したFacebook。
次の情報革命の向かう先は、
ソーシャル×人間の持つ生体情報を電子化する高度なデバイス、
という掛け算でトレンドが理解できる。
つまり、人間の生体情報をうまくインターネットに載せ、
ソーシャルにできるデバイスやサービスが時代を
リードするということだ。
例えば、サングラスのようなデバイスを装着し、
外を出歩けば、それがソーシャル・ネットワークに
アップロードされるといった交流方法の発達などが
演繹的に考えられる。
単に、デバイス技術の進化、集めている会員数では測れず、
それがソーシャル・ネットワークとどの程度親和性を持つかが大事になる。
ちなみに、ソーシャル・ネットワークの持つ大事な機能は、
情報の持つ価値や親和性の”評価”だと僕は思っている。
iPhone5は、音声の信号情報に、意味を付ける技術を進化させた。
それは単にデバイスの操作性向上といった解釈でなく、
またインターネットとの接続、検索サービスでもなく、
どうソーシャルなものと結びついていくのか
(=インターネット空間が人を介して
その情報を評価する機能との親和性や使いやすさ)
を観察することが、関連技術のトレンドを推察するのに、今後役立つだろう。