未来予測2:5G通信の正体

5G通信の正体

5G通信というのは次世代の通信規格で

・大容量通信
・遅延がない

良く言われるのは『映画が2秒でダウンロードできる』。

だから何?という感じ。ただ回線が太くなっただけやん?

パッと思いつくのは『4K画質YouTubeが遅延0!だから快適です!』
みたいな。

それは5Gの本質じゃない。

実際、スマホ(2023年にイノベーション終了、ただの板になる)の最後のイノベーションとは、5G対応なんです。

iPhone12に代表されるスマホは「計算能力」と「描画能力・カメラ画質」をウリにしてる。

5G対応に向かってる。

遅延0・画質最高になったら、スマホはイノベーション終了ってことです。

では5Gとは何か?ということなんだけど、本質を捉えた解説が少ない。

見ても、1G~4Gはこうでしたよと解説していたりとか、5Gは動画が速い・遅延が0なんですよ~という解説が多い。

あと遅延0の遠隔医療(ロボット手術)も例として挙がります。

が、5Gの本質は『IoT』と『ウェアラブルデバイス』にある。

5Gとは

・通信容量の制限が無い

・速い

ので、「凄い情報量も同期できる」という点が凄い。

今、Zoom飲みとか流行ってるけど、一人しゃべってたら他の人黙るしかなくて臨場感無い訳です。

あれがリアルに会ってる感じになる。

Zoomは2次元で画質悪く音も立体感無いからね。Zoomはスマホでもできる。

つまり4Gとは、

・Zoom飲み会的、スマホでもできる的

な対応を表し、5Gとは

・Zoom飲みなのに、居酒屋で会ってる感じがする的、遅延0的、スマホじゃ無理的(強いて言えばOculus Liftが近い)

それと、「端末のイノベーション」も伴う。

2次元的・スマホ的じゃできないことが起こるから。

これをスマホの枠に閉じ込めると、解説がリアリティを失いがちになる。

『5Gは、映画が2秒でDLできます』

おや?それって家でNetFlix見てるのと何が違うの?と。

実際は

・スマホじゃできない、Zoomでは無理な同期感

を生み出す、『大容量のリアリティを別の場所に同時転送する』仕組みが5Gで、

その一例が遠隔医療(遠隔手術)に当たる訳です。

ただこれはカスタマー(エンドユーザー)が、あまり関係ないからリアリティ無いですよね。

次世代端末(例えばメガネ型デバイス)で、ジェスチャーで簡単な入力をすればAR(拡張現実)、VR的に、別の場所や仮想世界を現実に同期し体験を変える物。

それが5Gです。