久し振りに訪れた品川駅で感じた事

品川駅に到着。

新幹線を降り、構内を歩くこと3分、
山の手線のホームに降りると景色が変わる。


時刻表がいらないほど密なダイヤ、整然と礼儀正しくも、
会釈して列に並んで互いを認識する時間的猶予を許さないほど蜜で、
親密なコミュニケーションを許さない群衆と
その中の一人への仲間入りを要求して
妥協しないホームの雑踏、洗練された雰囲気を醸しつつも、
見る人の潜在意識に商品名を刷り込もうと
スマートに繰り出される車内の映像CM。


都会の洗練性と競争への参加、
そして都会を勝ち抜くシグナルや社会的成功を煽る街並み。


東京砂漠。


しばらく前に会った友人が、東京を評してそう言った。


「自分に対する向上心はあまり無いけど、
東京砂漠でも人を守っていけるだけの強さを自分は手に入れた。」
と言っていた。


砂漠でも生き抜けるだけのタフさを、
ただ人として生きて行こうとした時に要求される、
そんな厳しさを、このホームに降り立つと感じるんだ。


そして、サラリーマンであろうと個人事業主であろうと、
人を守って強く生きていける強さを
得た友人を僕はまた友人としてリスペクトする。


3年前、僕は毎日サラリーマンとして
この駅のホームに降り立っていたのだけど、
そんな類のふとした感傷的な感情を、
このホームは毎回思い起こさせてくれる。


今僕は、そうした意味でのごく単純な成功ー少なくとも
人の気持ちの評価を飛び越えて、
シグナリングとしてだけの富や名声ーそのものは直接求めていないと、
自分では思っているつもり。


そして、社員と少数の家族的繋がりだけで良いじゃないか、
波風少なく落ち着いた人生を歩もうという誘惑みたいのが、無い訳でもない。


僕はせどりを通じて、この駅の雑踏の中のただ一人、3年前の僕が不安で、
組織に所属しながらもそのままで良いのかと葛藤し、
そして独立の道を選んだみたいな、
そんな状況わ抜け出すきっかけや、力を人に与えたいと思う。


せどりでも何でもそうだけど、一度方式を確立し、知ってしまうと、
その他の人間がライバルに見える。


パイが一緒ならそうなのだけど、人間には想像力がある。


昔はただの丸い玉だった地球も、経済活動のおかげで、
日本人全員が100年働かなくても生きて、繁栄できるだけの富を得て来た。


はじめはただ単純な作業に過ぎないせどりも、
マネタイズの手法と稼ぐきっかけ、
そこからの付加価値の創造の練習台として利用して欲しいし、
そこから自由や更なる付加価値を生み出す能力を、
多くの人に得て欲しいと思う。

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