「コロナウイルスに対して、『自粛はやり過ぎ』と●人中●人が思っている」という記事で、
コロナウイルスの毒性について、
>致死率がどうやら0.1~0.5%しかない
>70代以上・持病持ちしかほぼ死なない
>日本人はBCG持ってるからかかっても重篤化しにくい
というのを書きました。
今回の記事では、「加藤の見解」を書きます。
実はBCG摂取国にとって統計上は、コロナは非常に死ににくい病気です。
高齢者でも持病も持っていない方は致死率もほぼありません。
(発症して0.1%だとして、発症しないのがダイヤモンドプリンセス号の調査で最低8割いるので0.02%、1万人罹患しても2人死ぬかどうか。そしてこの数値はインフルエンザ並みか見方によってそれより低い。
インフルエンザは毎年推定で日本人の1000万人がかかって3000人死ぬ、致死率0.3%とかの風邪です。)
BCGとの因果関係は不明
(BCGのオフターゲット効果という効果のおかげか、BCG摂取国に共通する何か別の原因の可能性も0ではない)
なのですが、BCG摂取国の致死率が低いのは統計上明らかで、実際致死率もこんなもの(【0.1~0.5%】)です。
ダイヤモンドプリンセス号という船に乗っていた人を調査したら、5人のうち1人が有症状、残りが無症状でPCR検査陽性(コロナに罹患)でした。
陽性患者のうち、致死率が0.5%とすると、実際の致死率は(その5倍の無症状患者が死んでいないので)【平均0.1%しか死なない】です。
このあたり後で述べます。
ヨーロッパでも、ドイツが収束一番乗りを名乗りを上げていますが、ここもBCG摂取国です。
そして注目すべきがスウェーデン(これもBCG摂取国)。
スウェーデンは強い自粛を最初からやらず、放置した結果、勝手にみんな免疫を持ってしまいました[※]。
[※]追伸1参照。これは「集団免疫獲得」を目指して、実際に集団免疫を獲得しつつあるか。とされる国です(ちなみにその間、2,500人死にました。)。
そして先日、僕はTwitterでアンケートを取りました。
僕の調査で、自粛緩和派と更に強行派を調べたところ、44~最大71%が自粛緩和派であると出ました。
【これがみんなが考えていることです】

・・・ね。
多分過半数が自粛緩和派。
また別の調査をしたら、やはり6割くらいが自粛緩和派でした。

※僕のTwitterで調査したのですがバイアスがかかっていることを懸念して、念のため、名前を出さずにはてなアンケートで質問したら同じような結果が出ました。
そう。
実は日本人は、過半数が
【スウェーデンみたいに自粛緩和したらいいのに。】と思っています。
ということで、メディアやSNSでは「自粛しよう!しよう!」と言っていて、
自粛しない店があるとメディアでつるし上げて袋叩きにしたり、ガラスを叩き割ったりして、それが民意であるかのように演出していますが、
内申みんな(みんなというのは過半数)自粛緩和派なんですよ(笑)。
※もちろん自粛継続派と自粛強化派もいるのは充分、理解しています。
コロナは一部の方にとっては危険な病気ですからね。
SNSでは「自粛緩和論」は、みんな、個人単位では発信するものの、
発言力ある人・封じ込め策に詳しい人、
そして何より、タレントなどはほぼ全員「自粛!みんな頑張って自粛!」
と謳っているので、
自粛緩和派は少数派であり、自粛継続が正しいことであるかのようにイメージ操作されています。
学校の休校を延長して欲しい親がたくさんいる!
みたいなイメージ操作です。
確かに、『子供がコロナはみんな心配』なのですが、その一方で、
『自粛は行き過ぎだから、自粛は緩和すべき』だとも同時に思っています。
国に守って欲しいし、心配だけど、経済活動は回すべきだし自粛も緩和すべき。
日本人の多数は、このような二面的な考えを持っており、今はメディアや世論の影響で、自粛賛成派が正義のように扱われているだけです。
戦争にはみんな内心は反対だけど、世の中的には戦争が正義みたいな。
自粛緩和を声高に叫びづらいのは、ある意味で、言論統制です。
このこと(世の中の過半数が本当は自粛緩和派であること)を指摘している識者・有名人はいなくて、言っているとしたら僕くらいのものでしょう。
世の中的には、7割くらいは自粛協力派であるように見えますし、実際に7割かそれ以上の人は自粛に少なくとも表面的には協力しようとしていますから。
でも実際は7割の人が自粛反対派(緩和派)なんです。
日本人のみなさん[みんなと言っても全員ではない]が内心考えてるのは、自粛緩和して半分スウェーデンみたいになることなんですね。
■■追伸:加藤見解
コロナ封鎖なしで集団免疫に王手。データで見るスウェーデンの今
※URL:5/5 19:00配信:ギズモード
https://jisedai.me/gizmode
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●スウェーデン施策への良くある反論
・スウェーデンは死者を増やしている(既に2,500人)
・他国より致死率が高いという指摘
(スウェーデンは親と別居率は高いがマスク文化が無く致死率も上がっている。
「マスクしてないから感染率が高い」なら分かるが、
「マスクしてないから致死率が高い」は加藤的に不可解です。
加藤予想では恐らく、普通にコロナの人はインフルエンザみたいに自宅で療養していて、重症化した人だけが病院に行っていると予想しています。
●これらの反論に対する考えられる反論
・加藤予想では、コロナ収束は2022年になり、自粛を中途半端にやると経済が死ぬ。
日本はBCG国なので死者は少ないにせよ、
自粛を徹底していない非BCG国である欧州、アメリカの経済は弱る。
・つまり、スウェーデンは、「痛みを先出し」にしている。
「老人を犠牲にしてコロナを収束している」というのはある。
しかし、トータルで見た時の死者数はそこまで変わらないかもしれないし
(他国の10倍死んでいたとしても、他国はこれから1年以上かけて今の10倍以上死ぬかもしれないから。)、
また、経済が悪化することによる自殺者を含めるともっと多くの人を救っている可能性がある。
・個人的には、マスクは飛散防止には少なくとも一定以上の効果があり、直接的な粘膜接触も避けられる(他人のツバが口に飛んでくるなど)ので、スウェーデン人も日本人みたいに、マスクはした方が良い。
老人の前では特に。
以上は「反論に対して考えられる反論」です
(加藤の意見とは違います)。
●加藤的見解
民意としては、日本はスウェーデンみたいになりにくい。
スウェーデンの死者数が多いことにより、感染症の専門家や政府のアドバイザリーチームは、こぞって感染拡大防止に中途半端に舵を切ってしまった。
日本がスウェーデンモデルを採用することは無いし、するとしても半年~1年後に、かなり遅くなってから部分的に中途半端に採用することになるだろう。
その頃にはスウェーデンどころじゃなく経済は傷んでいるだろう。
また、世界の指導者は、目先の対応に追われていて、
「これがワクチン成功シナリオで、2022年春まで続く」
と考えていないように見える。
あと1~3ヶ月、夏くらいに一段落する前提で考えているように見える。
そんなことない。
実際はあと20ヶ月続くので、10倍の経済の痛みが出る。
それに耐えられる中小企業・大企業も含めて、どれだけあるか・・・
というのが加藤見解です。
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