何と、世間の自粛ムードに反して、
日本人のうち●人中●人が『集団免疫形成論者』でした。
『集団免疫形成論者』とは、
集団でコロナの免疫を獲得して、
みんなが免疫を持つことによって、
コロナを収束させようと考える人のことです。
後で述べますが、「自粛やり過ぎ!」と思っている人も
実はここに分類されます。
結論としては・・・
3人のうち2人が、『集団免疫でいーーじゃん』
『自粛いらねー、もしくは自粛緩和でいーじゃん』と、
潜在的に思っています。
(あなたも3分の2の確率でそう思っているはず)
以下で述べる(加藤の)調査で分かりました。
・・・そんなバカな?!
これだけ連日『自粛・自粛・自粛・自粛・自粛・・・』
と、自粛大推奨ムード。
Instagramでも、『お家にいよう』キャンペーンのような
自粛応援ムードなのに。
ジムが営業時間に自粛せず開店しているだけなのに、
「自粛しろ!」と怒った人がガラスを蹴破るくらいなのに。
パチンコ店が自粛せず、テレビで名指しで店名公表され、
世間から猛批判を浴びているのに。
3人に2人が心の中での本音は、
「今ほど自粛いらねーじゃん。」など、
「今より緩い自粛推奨派」なのです。
尚、『自粛緩和派≒集団免疫形成派』の反対の立場は『封じ込め派』です。
ですが、僕のTwitterの調査の結果分かったのですが、
日本の中の完全封じ込め派は驚くほど少ないです。
(調査の結果、少なくとも過半数を切っています)
この議論のきっかけとして
70代の母からコロナについて意見メールが来ましたので
皆さんにシェアした上で、
僕のTwitter調査結果の統計数値も画像付きで公表しますね。
↓↓↓
=====70代母からのメールここから=====
> 昨日、政府から外出自粛の延長が発表されましたが、
> 私が考えるには、重症化し易い人
> と感染しても大丈夫な人が分かれて行動すれば良いのではないかと思いますが、
> どうでしょうか?
>
> 例えば、午前中は重症化し易い人達が買い物や病院へ行けるようにして、
> 飲食も出来、午後からは若い元気な人達には働いてもらい、午後からの飲食もすると
> 仕事も外食産業も成り立つし、重症化する人が感染しなくなれば、
> 病院も溢れなくなるのではないでしょうか?
>
> 若い人が罹ってもいいと言う意味ではなく社会活動をする機会を早くつくる為です。
>
> 5月いっぱい自粛しても、同じ方法では解放した時にまた感染者が増えると思います。
>
> 免疫を持った人が増えるのを待つのは時間がかかるので、
> 出口を見つけるにはこの方法が早いと思うのですがどうでしょう?
>
> これ以上家にばかりいるのは限界でしょう。
>
> 今、亡くなった人達の年齢や行動歴がわからない、感染歴も分からないと
> 言っていますが、もっと感染した人の行動を密に調べてデーターを出せば、
> どのようにして移るかが分かれば移らない方法が見つかるように思います。
>
> (病院は忙しすぎるというでしょうが、、、)
>
> 昨日かに、東京都が亡くなった方の年齢を発表しました。
> 70代から90代が90%だそうです。
> 神戸では医療従事者の若い女性の感染が多い(軽症)です。
>
> その為には、午前中に働く人の検査を十分にしてその時間では誰からも、
> 移らないようにしておく対策も必要。
>
> 午前中に親が子供をあそばせるのは、閉鎖空間でないので良いとして、
> 電車や買い物、病院など、蜜の場所では、絶対に重症化する人と
> 感染者を避けるのが重要と思います。
> また、親と同居の場合は難しいですね。
>
> 1月に中国からの観光者を入れてはダメだとすぐに思いましたが、
> 考えつかなかったのでしょうかね。母
=====70代母からのメールここまで=====
↑↑↑
僕はこの直前(5月5日)に、ちょうどTwitterで、『集団免疫形成論』
についてみんなに、アンケートを取っていたところでした。
驚くべき結果が出ました。
この母に対する僕の返信とアンケートの結果が以下です。
↓↓↓
=====母に対する加藤返信ここから=====
それ俺も考えてて、「集団免疫形成派」というのだよ。
致死率がどうやら0.1~0.5%しかないし。
70代以上・持病持ちしかほぼ死なない・
それに死者の半数は外国人だし(←この統計は少し怪しい)
日本人はBCG持ってるからかかっても重篤化しない。
恐らく事実に近いと思うよ。
ところが、「医療崩壊」も近く、ICUがいっぱいになっていて
『もうそれどころじゃなくなってくる』という寸前なのも事実。
これが日本政府がピークカットを行っている根拠。
具体的には、ピークカット(中途半端でも自粛)
しなかった場合にどうなるかというと、
・病院のベッド数が足りないので死ぬべき人を選択する
(70代以上は最初からICUに入れないとか、
助からなさそうな人は呼吸器を外し別の助かりそうな人に付けるとか)
・ベッド数が足りないので野営病院・体育館にベッドを並べて
「死を待つ人」がそこに寝る、自宅療養する
・火葬が間に合わないのでスケートリンクにとりあえず死体を並べておく
※各国で現実に起こっていることです。
これらは日本でも緩和を止めると現実的に出てくる問題なんですよ。
それについてちょうどTwitterで意見募集してて、
コロナ自粛アンケートをした結果、こういうのが出た。
[RT希望]【意見A】
日本の自粛はやり過ぎ!
経済、大事だろ。
今の自粛はやり過ぎ!(集団免疫派)【意見B】
各国封じ込めに成功してるじゃないか!
日本も続け!
今の自粛を継続、もしくは日本はダラダラとやり過ぎだからもっと過激に短期間でやれ!(封じ込め派)あなたがコロナ対策するなら?
— 加藤将太@京大MBA卒起業家 (@Shota007) May 5, 2020
結論から言うと、『あなたがコロナ対策をするなら?』という形で
意見を4択で募集した結果、
■1:日本の現状自粛は過剰だからもっと緩和すべきだと思う(集団免疫形成論者)
・・・45.4%
■2:自粛は今の方針でピークカットしつつやるより他ない
・・・16.9%
■3:自粛は今より更に強めに要請し各人の協力を促す
・・・6.2%
■4:自粛ではなく閉鎖レベルにして短期間で収束を狙う
・・・31.5%
というように、
●母さんのような『集団免疫形成論者』が【45%】
(自粛し過ぎ、というのは、コロナの自然収束を願う人たちなので、
大ざっぱにここに分類されます)
●閉鎖レベルにして完全に封鎖(過激封じ込め派)も【約3割】いました。
更に、閉鎖レベルにして封鎖は日本の法律では現実には難しそうなので、
最後の意見(閉鎖レベル)を持つ人のうちの何割かは、
完全閉鎖は日本の法律上現実的に不可能なので、
他の選択肢から選ぶとなった時は、
自粛の緩和を選ぶ(集団免疫形成論者)というのも推察されます。
恐らく母さんのように考えている人(集団免疫形成論者)
は50%~【最大65%】くらいはいると思われます。
(何と、現状の日本で、最大で3人のうち2人が、どちらかというと、
封じ込め派ではなく、自粛緩和派≒集団免疫形成論者なのです)
※もちろん、自粛緩和は仕方なしに取る選択であり、
集団免疫形成論者というのは言いすぎだという意見があったとしても、
完全封じ込め派ではない限りにおいて、部分的には
この騒ぎはいずれ収まるだろう=集団免疫形成を期待しています。
尚、
■2:自粛は今の方針でピークカットしつつやるより他ない
・・・16.9%
の通り、自粛は今の方針が妥当と感じている人は6人のうち1人しかいません。
難しい問題ですね。
=====母に対する加藤返信ここまで=====
↑↑↑
僕が送ったメールについては以上で終わりです。
実はその後Twitterの方もかなり盛り上がりまして・・・
もう一度言うと、コロナの自然収束を願う人たち=自粛緩和派は、
大ざっぱには『集団免疫獲得論』に分類されます
(もしくは共存派ですが、共存というのは、若い人は放っておけば
いずれ免疫を獲得するので一緒に生きて行こうという姿勢も含むので
部分的には集団免疫形成派になります。
理由として、致死率が100%ならこの意見にはならないはずだからです。
つまり完全封じ込め派ではなく、
共存していればいずれ収束すると思っている)。
僕は『集団免疫形成論』という、
極端な意見など、少数派だと思っていたのです。
これだけ、テレビやSNSで自粛自粛言ってますからね・・
プロレスが自粛しなければ袋叩きにあう始末。
で、結論としてこれは、『集団の足並みを乱す人を袋叩きにする』
という日本人の性質がそうさせているだけで、
みんな本音はどうやら『自粛は緩和した方がいい』派のようなのです。
少なくともTwitterを見る限り、この2020年5月5日の段階で、
『自粛はやり過ぎ』意見の方が多数派になってきます。
長くなりそうなので次回以降の記事に続きます。

















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