ネット時代の人脈論ーモノ作りに集中してればOK

【ネット時代の人脈論ーモノ作りに集中してればOK】


この間京都の不動産王(30社程のグループ企業の会長)と話していて思った。


不動産の世界は「誰を知っているか」が重要なようで、
誰を知っていて、どうやって世話をしてやって、
どう影響力があるかを重要視している。


それを否定するつもりは全くない。事実その人も素晴らしい人だった。


しかし僕は比較的そういうのなしでここまで来たつもりだ。


そして、同席した友人は「いずれそうした付き合いが重要になってくる」
と言うが、本当だろうか。


前も言ったけど、僕は学生時代比較的多くの友達を知ってたけど、
起業に際して時間が無いこともあって、付き合いはかなり絞られた。


確かに経済界を動かしたければ、例えば経団連に名を連ねたいとか
そういう欲求があれば、相応の人を知っていなければならないのだろう。


だけど、それって最早「趣向の問題」なのでは、と思う。


つまり、そうした活動をやりたい社長さんはそのような会合に参加して
積極的に動けば良いと思う。


しかし、以前経営者の社交場みたいなところに参加したときも思ったけど、
僕の会社には、僕のために働いてくれる社員がいて、
そしてお客さんがいてくれて、
それで既に商売は成り立っているのである。


だから、そうした活動が「絶対必須」になってくるとは
どうしても思えないところがある。

ネットで主に商売をしているというのも大きいだろうけど、
特に誰を知っているからどうとかでなく、
いかにお客さんに付加価値を提供するか、という1点に集中すれば良く、
その意味でも僕の今のスタイルは僕に合っているのである。


その方には何とありがたい事に、数千万円の融資の話まで飛び出した。


しかし僕の会社は現金商売(またはカード決済とか)が基本で、
基本的には自分で責任が取れる範囲で経営をしたいと思っている。


そんな異分野の方から5000万円とか融資して頂いても、
失敗した際に死んでもお詫び不可能である。


そして5000万円も借りても、使い道が無い。ジャブジャブに資金を浸しても、
それを使えるだけの投資先と言うのは、実は滅多に無い。


事務所など、いくら豪華にしても、相応のサイズの事務所なら、
200-400万円もあれば用意できる。


出品代行の事務所にしても、100万くらいあれば結構イイのができる。


そこから毎月それを上回るだけの売り上げが立つから、
ゆっくり返済または安定化の目星をつけて行けば良く、
いきなり5000万円ドーン★っとうっちゃれる投資先などそうそう無い。


というか、やっぱ資金ジャブジャブは経営も甘くなる。
やっぱ最初にプラスにしないと。


投資してくれたからにはリターンある関係を結びたいし、
他業界の人に投資して頂くなど
本当に僕に任せて頂けて、かつ資金が必要なときだけに限りたい。


仮に事業に口を出されるとしたら、社員にも申し訳ないしね。


何が申し訳無いって、
(まあ今のところ無い話だけど)
資金を借りた先に頭の上がらない社長の姿を見せたりとか
それで自分のやりたい事業できずに事業がおかしな方向に行くこととか。


社員的にも働きにくくなるだろうしね。


そう言うわけで、お金は自分で調達したいかまたは困ってない、
経団連とかは参加する趣向では今のところ無い、
特にビジネスの障壁がでっかいところで勝負してない、
という状況。


人脈的には「人に会う時間が惜しい」、花柳界はたしなみとしての位置づけ。


となると、俺に今できることは、ひたすら感謝、感謝ですよ。


いろいろ教えて下さって本当にありがとうございます。


ただ、何かメリットをこの人に
提供できるかなーという目でその人のことを見たとき、
投資して頂くには案件を持ってない、お金調達の目処があるか困ってない、
人脈は今はウイークポジション
(直接事業に関係のない知り合いのような形式)


そんな感じになるのです。


親を始めとして、基本的に目上の人から受けた恩って返せないんですが
先輩やらこうした人たちも同様な訳です。


結論的に、人脈とかスゴい人とか、
そういうのってあんまり意識しなくて良いんです。


良く「◯◯さんとどうやって知り合ったんですか?」って聞かれるけど、
僕的には「どうして◯◯さん以外とは付き合おうとしないんですか?」
っと聞いて欲しい。


事実、その◯◯さん以外の有名人とは会ったことが無く、
また会っても何かメリットある話が俺ができるかなーと言うと、
できないんである。


その不動産王の人にも言われたけど、
「何か面白いシステムでもいっちょ一緒に作ろうや。」
ありがたい。


ありがたいけど、時間が無い。


コンサルとかJVの中で、システムって需要があるようで、
「こういうのができたら本当便利だよね」という話にはなるものの、
僕が一枚噛める案件って年間2つとか、そのくらい。


それで、ありがたいことにそうした話は既にいくつかあって、
その人との事業を成功させようと思うと
あまり時間もないし、やる事もかなり決まっているのである。


うーん。
こう考えると、既に捌き切れないくらいの案件があって、
営業の方が開発や運営よりもスピードが早い訳だから、僕が営業だけして、
それを受注する会社がいくつもある形であっても
事業拡大はできるんだろうなーと思う。


高度経済成長期やITバブルの時代ならそうしていたかもしれない。


けど、僕がそうした行動を取る事はまず無いと思う。


景気の波や事業の波って必ずあるので、
景気が今以上に下降した時にいくつかの会社がダメになるかもしれないし、
それに自分がHUNDLEできる事業を超えてサイズをでかくすると、
何か組織が有機的な生き物のように動き出す。


そうなるともうそれは僕の持ち物では無く、
社会のインフラとしてリリースしなければならないと思う。


逆に言えば僕はそこまで所有欲が強く無いので
それでも良いと言えなくもないけど、
それは上場ということで、
また今とは違ったベクトルなのだ。


今は僕がイメージする通りの企業ーサイズがあって、
そのイメージの形を具体化すると共に、
実態をそこに近づけているところ。


話は逸れたけど、
起業するのに人脈とかお金とかいらないから、
もっとガンガン行きましょうってそーゆー話です。


俺とみんなの違いって無いからな。

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